トッパン小石川ビルの足元に、印刷博物館はあった。
入ってみると、ドイツで刊行され、ドイツ・エディトリアルデザイン財団より選出された本を展示した、『ドイツの最も美しい本展』が開催中。美しい本の数々を実際に手にとって見ることができ、紙の種類、印刷方法、製本様式までも記されている。フム、面白い。
常設展を覗いてみると、原弘氏が手がけた戦時中のプロパガンダ誌、FRONTや、亀倉雄策氏がデザインした、東京オリンピックのポスターが展示されているではないか。ほお。
帰りがけにミュージアムショップに入ってみる。印刷関係の本や多く目立ち、狭い店内だが時間も忘れて長居をしてしまう。実に興味深い。また近いうちに訪れてみるとしよう。
文:詫びの丞
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