他のズボンに浮気をすることは多々あれど、現在もわたくし詫び助の主戦力である寿司耳デニム。極太ジーンズは履きやすく、愛着も増す一方ですが、雨に濡れたり、ビールをこぼしたりと、最近は扱いが雑になりがち。倦怠期ってやつ?少しはいたわらなきゃなぁ。
な~んて思いつつも、少しくらいの無理をしてもへこたれない堅牢さがジーンズの利点。デニム地の丈夫さもさることながら、ダブルステッチと呼ばれる二本の糸で強度を上げる製法や、リベットという銅製の鋲でポケットを補強したりと、作りも質実剛健。ジーンズのルーツは作業着なので、当然っちゃ当然なんだけどさ。
興味もわき調べてみると、リベットは形だけでなく、ジーンズの製造年代によって打つ場所が変ると判明。例えばヒップポケット。ジーンズ黎明期のものには、上部両端にリベットが剥き出しに打たれています。1930年代のジーンズを模したこの寿司耳デニムちゃんもこの仕様。そして1950年代になると外部からは見えない隠しリベットとなり、1960年代中頃にはヒップポケットのリベットは廃止。糸で補強するようになったそうです。
戦時中の物資削減、大量生産&大量消費時代の到来など、時世を反映し、姿かたちを変えるジーンズは、知れば知るほど面白いプロダクトです。
ちなみに、本日はとろ~り玉子のチキンカツ煮を食しましたよ。
洗い : 1回 / 洗い計 : 9回
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