『JUNGLE ROCK』は、カヴァーが豊富。
ノリが良く、曲の構成がシンプル(と思われる)なので、とにかくカヴァーが豊富。 原曲がロカビリーゆえ、ジャンル的にご親戚に位置するネオロカやサイコビリーがほとんどだけど、めちゃくちゃカヴァーが豊富。
ときに原曲よりムーディーで、爽快で、ワイルド。至極便利なYouTubeより、そんなカヴァーを集めてみました。なんとなく。
まずは原曲。すべての始まりであるHANK MIZZELの『JUNGLE ROCK』から。
アメリカのロカビリー歌手、HANK MIZZELが歌う原曲は1950年代生まれ。しかし、人気が出たのは1970年代。クラブヒットがその原因。
確かに、ドン!ドコ!ドコ!と太古のリズムを感じさせるこの曲は、紳士淑女を現代社会のシガラミから解放させるにはもってこい。とか言ってみたりして。
HANK MIZZEL歌って踊る『JUNGLE ROCK』がShakin Stevens流。
1970~80年代に活躍したShakin Stevensは、英国が誇るロカビリー歌手。イギリスのエルビス・プレスリーとも呼ばれるそうです。
ポゥ!と今にも叫びそうなので、エルビス・プレスリー < マイケル・ジャクソン、と個人的には考えています。
Shakin StevensサイコでビリーなSTRESSOR。『JUNGLE ROCK』は、わりとポップ。
ゾンビや吸血鬼など、ゴシックホラーとリンクするサイコビリーは、ヨーロッパでお盛んな音楽。STRESSORはというと、ロシアのバンドです。
とは言え、見た目は怪物の類ではなく、囚人。楽曲もおどろおどろしいものではなく、ドライブ感溢れるゴキゲンなナンバーです。
STRESSORubangi 4の場合は、ギターが素敵な『JUNGLE ROCK』。
ubangi 4は、オランダのサイコビリーバンド。無知かつ、情報源が乏しいため、残念ながらそれ意外は知りません。
大人の色気と夜の妖しさが漂う一曲。どうでもいいけど、ボーカルさん、活動的ですな。
ubangi 4真性サイコのKREWMENは、攻撃的な『JUNGLE ROCK』を。
KREWMENは、1980年代のイギリスで産声を上げたサイコビリーバンド。コワモテな彼らですが、元々は普通のロカビリーバンドだったとか。
暴れに暴れて一休み。休み終わったらまた大暴れ。まさに暴動のようなサイコビリーサウンドですね。さすがコワモテ。
KREWMEN音楽は自由。『JUNGLE ROCK』も然り。
ギター、太鼓、マラカスを手にした、陽気な西洋人3名による演奏。おそらく、即席バンドかと思われます。そしてきっと、酒気帯びです。
次回、セッションをする機会があればご連絡頂きたいかぎり。わたくし詫び助、マラカス要員として喜んで参加致しますよ。
不明原曲は『JUNGLE ROCK』。しかし、「このほうがイカす!」とか、「ここはこうだゼ!」的な聞き手の趣向により、無数に増えるカヴァー曲。
違いを見つけるのは面白く、楽しいものです。
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