ライトアップされた浅草寺を見たくて、夜、浅草による。
伝承によると、浅草寺は628年に創建。隅田川で漁師の網にかかった、聖観音像を本尊とするお寺です。徳川将軍家に重んじられ、江戸時代には多くの参詣者を集めるも、東京大空襲で焼失。現在の本堂は、1958年に再建されたものです。
何度か訪れたことのある浅草寺ですが、夜の訪問は初めて。期待、興奮、ちょっとの眠気を引きずり、いざや、観光スタートです。
下から見上げた赤提灯。
赤提灯は松下電器産業の寄贈。ちなみに雷門は、松下幸之助が寄進したらしいです。さすが松下さん。
お祭りの際と台風到来時だけ、赤提灯はたたまれるそう。どんな具合なのか見てみたいものです。
仲見世通りを抜けると、宝蔵門。
ぬんっ!と暗闇の中でも大きな存在感。思わずため息がこぼれるほど、雄大で立派な建物です。
宝蔵門は屋根が二重になってる二階建ての門。二階には、文化財が収められているんだとか。
とにかくデカい宝蔵門。
巨大な柱に大きな提灯、裏に掛けられた特大ワラジと、スケールのデカさに圧巻。カラーリングもゴージャスです。
写真で見ると、そんなにデカくないのが不思議な感じ。しかし人と比べると、やっぱデカいです。
浅草寺本堂は修復作業中。
瓦のふき替えと、外壁の塗装中だとかで、姿を拝むことは出来ず。完成は2010年11月。その時また行こうかな。
例の煙を浴びようかなと近寄ってみたけど、ノン・スモーク。どうやら時間外でした。
四重にしか見えませんが、五重塔でござい。
高さは約48メートル。本堂と同様、東京大空襲で焼け、再建されたのは1973年。中には仏舎利が収められているそう。
金色に輝く五重塔は、とっても綺麗。東京タワーにも負けていません。
ライトアップされた浅草寺は、すこぶるフォトジュニック。眠いのも忘れ、とても楽しむことが出来ました。何より、黎明と続く歴史の重みと、浅草に根付いた文化に触れられ、大感激です。なんて、大げさかな。
はぁ~、楽しかった。
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