その1 : 図案用意
PCで図案を制作し、フィルムに印刷する。
図案は既に決定している。
私が過去に制作した、「ROUGE MAGIC!」というブログの図案をそのまま採用する。キングとキョージュのあの名曲がモティーフだ。
ナンセンスこの上ないが結構気に入っている。「MAGIC」のCを、Kにしておけば良かったと少し後悔しているが。
余談だが、当初はユーミンの「ルージュの伝言」と考えていた。しかしこれでは、「ROUGE MESSAGE」。語呂が悪いと感じたのでやめた。
配色もそのまま。濃いピンク地に、緑色の「ROUGE MAGIC!」の文字、青色の唇をそれぞれ配す。
地の色を除けば二色。よって、版は二つで可能と思われるが、「ROUGE」と「MAGIC!」、「上唇」と「下唇」を分け、計四版制作。
これは、版を制作した後、印刷段階でもレイアウトの変更に対応できる為。
では、四つの版の制作に必要な図案を用意。「ROUGE」、「MAGIC!」、「上唇」、「下唇」の四つをフィルムに印刷するので、データを準備。
「ROUGE」と「MAGIC!」は、「ROUGE MAGIC!」ブログで用いたベクターデータを流用できる。問題は「上唇」と「下唇」。これらはビットマップデータの為に扱いづらく、もとがWEB素材ゆえ、印刷に耐えうる解像度ではない。よって、少々面倒だがビットマップデータを下絵とし、ベクターデータを書き起こす。
なんなく完成。
これらの四つを、OHPフィルムにと呼ばれる透明のフィルムに黒で印刷。
図案は用意できたが、気になる点がひとつ。文字の緑と唇の青が重なる箇所のことを考えず、図案を作ってしまったのだ。これでは、印刷を行った際、件の箇所が想定していない色に変わってしまうのではなかろうか。
不安は残るが、次の工程へ。進ちょくがあり次第、報告したい。
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■調達素材(金額は税込)
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