『使ってもらえる広告』。
大手広告代理店、博報堂に勤める須田和博さんの本。テレビが廃れ、Webが台頭するこのご時世の、広告のあり方とは?、ってのがその内容。難しそうと斜に構えて読むものでもなく、気楽に楽しめる一冊です。
広告業界に長く身を置き、広告の遍歴や現状を知っている須田さんが提案するのが、使ってもらえる広告。いくら情熱を注ぎ込んで広告を作っても、もはや見てもらえないこの時代。だったら、広告は便利で実用的なものにならなくては!と考えているそうです。
で、例に挙げているのがUNIQLOCK。ユニクロが配信している、ブログ用の時計です。
広告として機能し、商品の販促につながるのか。道具として利用され、時計として役立っているのか。そもそも、UNIQLOCKの存在を、どれだけの人が知っているのか。正直言って疑問ですが、ブログに貼りたいと思わせるカッチョイイものであり、現に、貼ってしまいました。
これから先、広告はどう進化していくんでしょう。楽しみです。
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