『NINE』。
舞台は1960年代のイタリア。主役は天才とうたわれる映画監督。しかし彼はスランプの真っ只中。
新作のクランクインが迫っていますが、脚本は白紙。世間の期待は重圧となり、あろうことかトンズラ。で、女房や愛人にすがって云々…、というお話のミュージカル映画です。
豪華な女優陣で話題のこの映画。監督はシカゴのロブ・マーシャルさん。こりゃスゲー!と、鼻息荒げて拝見、拝聴。
女房役のマリオン・コティヤールさんの貞操妻っぷりは素敵だし、愛人役のペネロペ・クルスさんはとにかくセクシー。かたや男優陣、演技もさることながら、スーツの着こなしがたいへんカッコイイ。ここまでパーペキ。
でも、暗いんです。主人公が何度もcryするんです。ミュージカルはハッピーであるべしと考えるわたくし詫び助にとっては、なんか、アレでした。
と、けなしてみても、サントラ欲しかったりするから不思議です。
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