『記者ハンドブック』。
学生時代は、国語の授業が大嫌いでした。なかでも作文は、考えただけでもヘドが出るシロモノでございました。敬遠を続けた結果、わたくし詫び助は読み書きのできない大人に。
漢字や文法なんかは別にして、読み書きに絶対はありません。解釈は自由だし、表現も自由です。しかしその自由というヤツが幼心にはクセ者でして、アラサーな現在でも、それは変わりなく。
なので購入。文章、とりわけ、実用文を書く際の助けとなる用語集です。これを読んでも、読み書きへの苦手意識を克服できるかどうかは微妙ですが、やはり、基本は大事と考えた結果です。
文法、常用漢字、カッコの使い方など、ボリューム満点の740P。それでも、新書サイズなので持ち運びは楽。時差表や外国地名一覧も備わっているから、旅行に持ってくのもいいかも。
この用語集では、読みやすい文章を、煩わしさや誤解の余地のない、平面なものと定義。分かりやすく親しみ深い用語を適切に、と。もちろんそれは、疑う余地のないこと。
文章は読み手の為に存在するものです。実用文なら、なおさら。でも、読みやすさを求め、簡単な用語ばっかり使うのは、ちょっと、アレな気がします。
ま、いっか。
最近のコメント