『フォントのふしぎ』。
欧文フォントについて書かれた本です。高級ブランドのロゴを例に挙げ、フォントの使い方を徹底解説。それでも、分かり易い切り口なのでサラッと読めちゃいます。
フォント選び、大文字と小文字の使い分け、数字や記号の扱いなど、内容は多彩。フォントの生い立ちから現在のトレンドといった、少々マニアックなお話も記載。それがまた、面白くてね。
著者は小林章さん。巻末のプロフィールによると、ドイツで働くフォントデザイナーさん。フォント一筋、その道のプロの言葉は、とても説得力があります。
フォントの不思議は多々あれど、結局は見た目で選んで良し。ですよね、小林さん。
最近のコメント