大胆不敵にも程がある『世界を変えた伝説の広告マンが語る 大胆不敵なクリエイティブ・アドバイス』。
アメリカ広告界の生きた伝説、ジョージ・ロイス氏の本です。アートディレクターであった彼の、仕事を進める上でのノウハウと人生の教訓が綴られています。ホント、大胆不敵。
例えば、「チームワークでビックアイデアは生まれない」。それに、「何に対しても反対するヤツには、地獄に堕ちろと言え」。あと、「それでもダメなら死んでやると脅せ」。
わたくし詫助が思うところ、平成の世の日本のビジネス界は「大勢の意見がモノ作りの精度を上げる」という考えが主流。ですがこの本は、そんな風潮を真っ向から否定。それも強烈な言葉で。
でも、なんとなく納得。モノ作りって、周囲の意見を取り入れるうち、最初の構想とズレちゃうことが多々。それに、何だかよく分からないモノになっちゃう場合もありますから。
弱小サラリーマンには真似ができませんが、なかなか面白い本でしたよ。
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