面白いという噂を耳にし、妹尾河童著『河童が覗いたトイレまんだら』を購入しました。
和田アキ子、荒俣宏、C・W・ニコル…。各界の著名人が数多く登場しますが、この本の主役はあくまでもトイレ。便器の色や形、素材からレイアウトまで、さまざまなトイレが採寸の元、丁寧に描かれています。
おっと、詫び助を覗きが趣味の、変態野郎と思うことなかれ。主役はトイレという発言とは矛盾しますが、この本の真髄は「トイレを通して、人の知られざる一面が浮かび上がるのでは?」という著者の言葉通り、有名人の面白エピソード、そして意外な一面が垣間見れるところにあるんです。
また、古今東西、世界各地のトイレ紹介などもあり、脱糞という一つの行為にも色々だなぁと関心してしまいました。
あ、食事中の人、ごめんくさい。
『2001年宇宙の旅』の原作を読みました。
いわずと知れたSF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』。亡きキューブリック監督には申し訳ないけど、詫び助の未熟さゆえ、映画を見ても理解不能。ということで原作を読んでみました。
月面で見つかった謎の物体「モノリス」や、木星(原作では土星)に向かうスペースシャトルの全てを司る人工知能「HAL」が狂ったワケ。映画では詳しく語られていない点がしっかり解説されており、詫び助もひとまず納得です。
で、改めて映画を観てみると、内容を把握しているぶん、シーンとシーンのつなぎや配置された様々なオブジェ等、この映画の面白い部分をしっかり楽しむことができました。
ちなみに、映画『2001年宇宙の旅』の合計時間2時間19分のうち、会話シーンはわずか時間は40分だそう。上映時間の大半がBGMのみ、もしくは無音。そりゃ眠くなるよ。
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